IE9ピン留め

日本に来たかもしれない爆撃機。

ランカスター!!!
イギリスのアブロ社が開発した大型爆撃機Lancaster!!!
とても大きいプロペラ機。ぶぉぉぉぉぉーんという音とともに低空をゆっくり飛んできます。


このLancaster RA474, 1942年から生産された7377機のうち現存する飛行可能な2機のうちの1機です。実は日本本土爆撃を目的として作られました。大戦末期、アメリカにやられてへとへとな日本に対し、なぜかヨーロッパから遠征をするというTiger Force計画。アメリカが計画していたとどめの日本本土上陸作戦の一環として、アメリカがイギリスも来いよ、と言ったのかな? まぁ元々ランカスターにそんな距離を飛行できる能力はなかったので、いろいろ改造を重ねて一応準備を続けていました。さて出発するかと思うも、日本が降伏してしまったので作戦も流れてしまいました。よかったよかった。


そんなこんなで、今度は偵察機として配備された後、1964年からDisplay用に転用。これまた長い修理とメンテナンスを経て、1973年、Battle of Britain Memorial Flight(追悼飛行)のメンバーになりました。今年で64歳。その年月にふさわしく、堂々と、若干落ちそうに、大切に飛行されています。


よーくみると、頭と背中とお尻に2本ちょんちょんとなにかでてるのが見えるでしょうか。マシンガンです。なんとなくスターウォーズでミレニアムファルコンがこんな丸い球状のところに入って手敵を打っていたのを思い出す。。爆弾格納庫もかなりでく、エアショーではたまに格納庫のハッチを開いてます。

エンジンはまたもロールスロイス製。ロールスロイスの名前は’高級車’としてのイメージしかなかったのですが、大戦中は車生産をストップさせ、全面的に飛行機のエンジンを作ってたらしい。WW2で活躍したイギリスの戦闘機、爆撃のほとんどはロールスロイス製。アメリカのMustang P51もロールスロイス使ってました。今では会社はいろいろ分解され買収され、よくわからなくなってますが、ロールスロイスplcという航空用エンジン製造会社が今もばりばりエンジン作ってます。ちょっとロールスロイスのイメージがかわりました。メルセデスもロンドンのバス作ってたり、名前だけのイメージでは知らないことがたくさんあるね。面白い。


「ランカスターの飛ばし方」機体は巨大なのに、コクピットは意外とこじんまり。



飛んでるところ。頭付近にあるイラストは定期的に変更されているらしく、現在はPhantom of the Ruhrというあるミッションの時に使用されていたゴースト。前はミッキーとかあったぽい。

# by luckjubilee | 2009-11-05 05:04 | 飛行機 

ラブリー猛禽類。ミミがいい。特にミミのやつが。

今日は少し違う話をしようか。

秋のエアショー、Duxfordの会場に、猛禽類がいた!!!
会場を歩いてたらおっちゃんの腕になにか巨大なものがのっかてました。だいたいどこのエアショーにも食べ物屋や飛行機のプラモ屋などいろんなブースがでているのですが、秋のDUXFORDにはなぜか猛禽類がいた!


木こりみたいな姿のこのおっちゃん自体がでかいのでミミズク?が小さく見えますが、実際見るとかなりでかい。小さい子ぐらいはある。かなりの迫力。鳥って大概自分がイメージしているより実物がでかい事が多い気がします。動物園に言っても、港でカモメを見ても、いつもひとまわり、ふたまわり予想よりでかい。バイオでカラスに勝てても実際はきっと勝てない。
でも目つきは悪くありません。眼も明るいオレンジ色をしており、とてもとてもきれいでした。写真だと暗いけど、生で見ると光ってます。月並みな表現ですが宝石のような眼、そのままでした。明るいオレンジの中にも暗いオレンジや黒っぽい模様が混じったような眼。猫の眼もそうだけど、本当水晶玉のような眼をしているね。


さてこのフクロウ、どこかで見た事ありますか? おっちゃん曰く、ハリーポッターに出てたらしい。あんまりポッター覚えてないのでわかりませんが、この話から、ここは動物アクターかなにかのブースだったのかなと思います。ひたすら猛禽類を眺めていたのでろくに話も聞いてませんでした。

ちなみにブースには4匹猛禽類がおり、下の写真はテーブルの上のちっちゃいの。めちゃくちゃかわいいね。かなりびびってました。おっちゃんの腕に乗ってた鷹より目つきは真剣だったよ。


鳥の中では猛禽類が一番好きです。梟とか、、ふくろうとか、フクロウとか。。
ポファポファした感じとぽっくりしたシルエットがなんとも言えん。

この日は戦闘機にも動く戦車にも猛禽類にも間近で会えて幸せな1日だった。。

# by luckjubilee | 2009-11-03 10:15 | Air show in Duxford 

街中飛行機レース! Red Bull Air Race!

Red Bull Air Race World Championship!!
レッドブルエアーレースワールドチャンピオンシップ。長い。
様は小型プロペラ機による水上障害物レースです。
今年イギリス人パイロットがとうとう1位になった! 

2003年から毎年開かれるようになったこの大会、F1のように1シーズン中様々な国が開催地になります。しかもほとんどが街の中。私が見たのは去年のロンドンレース。覚えている限りだと、空気が入った巨大コーンポールが3カ所ほど、障害物としてテムズ川の上に設置され、その間をぬいつつ、2往復でタイムを競っていたかと思います。東京だと荒川ぐらいの川幅の隅田川の上を370キロ近くで飛行するようなもの。日本じゃできないかなぁ。

IMGP1904

いつも乗ってる電車から、小型飛行機が民家の屋根の上空を飛んでいる!うるさい電車の中にもかかわらず、ぶぉぉぉーんというテンションを上げる音。あんな音も近くで飛んでる飛行機もあの時初めてみたので、めちゃくちゃ一人興奮してました。すでにほっっっとに来てよかったと心底思ってたな。
会場近くの有料物見場のチケットは手に入らなかったのですが、数日前まで会場の近くに住んでいたので、穴場を見つけることができました。レースは2往復。折り返し地点で、水平旋回、スタート地点で垂直ターンします。私がいた場所はちょうどレースの折り返し地点だったので、水平旋回の時、飛行機が尤も岸に近づくポイントでもありました。迫力満点。
IMGP2271

しかしパイロットにはその時11G近い重力がかかっているそうです。乗り物って座ってるだけで使うのは集中力だけかなと思っていたのですが、とんでもない。11.2Gで飛行しているパイロットの動画(下記参照)を見ましたが、はぁはぁ言ってます。そりゃ体重が10倍以上にもばればパイロットにかかる負荷はすさまじいものか、、



そんな状態で、時速370キロ近く、高さ20メートル、横幅10〜15メートルのポールの間を走り抜けます。動画を見ればわかると思いますが、すり抜けるポールは、機体の幅を抜いたら横僅か3メートルぐらいしか残らない。かなりぎりぎりなのでエアポールにあたるときもあります。風船ですから機体に損傷はありませんが、風船は割れてしまいます。もちろんパイロットにはペナルティ。コーンに接触せず、いかに早く駆け抜けられるか。

うまくいったときはパイロットの反応が違いました。コースを駆け抜けた直後、そのまま上空で勝利の舞を踊り出す!ぐるぐるぐるぐるまわって飛行場の方へ帰っていきました。見ているこっちが嬉しくなります。

IMGP2246

ちなみに、割れたコーンはすぐさま近くの水上で待機しているスタッフが直しにきてました。すぐ取り替えられる仕組みになっているらしく、10分ほどで直っていたような。

ひとつ悔やまれるのは、なぜあのとき他にも飛行機が見えるイベントがないか調べなかったかということ!あの時調べていたら、’エアショー’という存在を2008年の時点で知る事ができ、今年はシーズン頭っから行けたのに! ものすごい悔しいですがまぁ仕方ない。好きな事はちゃんと調べることとしよう。


ビデオは2008年の。今年のは公式サイトから見よう!

公式ページ
http://www.redbullairrace.com/

# by luckjubilee | 2009-11-02 02:04 | 曲芸な人たち 

Battle of Britain 紅茶と戦闘機

Shorenham Airshow. ここのエアショーは演出が一番面白かった。
別名Battle of Britain Air Show。飛んでいる飛行機は他のエアショーとさほどかわりないのですが、戦争当時の軍服を来たじーちゃんたちが会場をうろちょろしてます。
IMGP2423

ここのエアショー、空だけでなく、地上のDisplayも面白いのです。古い車が展示してあったり、当時の軍のベースキャンプが人込みで再現されていたりします。そこでは敬礼の様子や、当時の機材を使った通信の様子などを見る事ができます。しかし、、ほのぼのそのもの。演じている人たちがほとんどじーちゃんでなんとも言えず微笑ましい。緊張感0で平和そのものです。無線機の横で、チェスしてたり、トランプしてたり、ある意味当時の正直なイギリス軍の様子か。自転車に乗ってるじーちゃんたちもほのぼの。歩いた方が速いんじゃないかというぐらいのとろとろ会場を見回りしてます。


本当に地上はのほほんとしています。しかし1940年のイギリス空軍とドイツ空軍の航空戦、Battle of Britainを再現したDisplayでは、空爆もあった!
ドイツ空軍の戦闘機が攻めてきて、イギリス軍のSpitfire と Hurricaneがスクランブル発進し、ドイツ軍飛行機を撃退するというプログラム。

写真は地上爆撃の様子

あたりには警報が鳴り響き、最終的には6機ぐらい同時に飛んでたのかな。当時の戦闘機が目の前の空でドックファイトを繰り広げるなんてもーーにやにやものです。他のショーでも古い戦闘機はよく見ますが、たいてい2、3機が一緒に編隊をして飛ぶぐらい。それでも十分にやにやなのですが、6機以上がばらばらに追いかけっこをしているのを見るのはにやにや以上です。そして感慨深い物でもあります。物語の中の絵のようであり、当時のリアルな恐怖であり。

他にもBattle of Britainのプログラムだけなく、第一次の飛行機が空を舞うプログラムも沢山に飛行機が同時に空を飛んでいました。2枚羽や3枚羽の古い飛行機が10機以上同時に飛行するので、それぞれの飛行機の動きや高度の違いも見れてとても興味深いものでした。この模様はまた別途詳しく書きたいと思います。

とにかくこのShorenham AirshowのBattle of Britain プログラムはとてもとても楽しめました。11時頃から始まり、6時過ぎまでやっていたような。密度も量も、とても充実したAirshowだと思います。おなかいっぱいになった!



Youtubeより。カメラが悪いですが、様子がわかるかと思います。



Shorehamのじゃないけど、2007にあった大編隊での飛行映像を発見しました。。。。。
行きたかった!!!!!!!!

# by luckjubilee | 2009-10-31 01:10 | Air show in Shoreham 

超音速旅客機コンコルド!! 太陽も追いかけられる。

Imperial War Museumで50p(80円)払って乗りこみました。

撮ってきた写真があまりにあれだったのでwikiから拝借

イギリスとフランスの共同開発の唯一最後の超音速旅客機コンコルド。マッハ2だって。アフターバナー使用したときの戦闘機と同じじゃないか!実際飛行している時、外壁温度は90℃以上、先端は120℃を越えるとか。通常、旅客機の窓は触ると冷たくて霜がはるぐらいだけど、コンコードは乗客曰く、窓が暖かかったらしい。
飛行高度は通常旅客機の2倍、5万5,000~6万フィート。1万800メートル上空ってもう少しいったら成層圏じゃないか。ここまできたら地球の丸みが見えるのだろうか? と思って調べてみたら、はっきりと見えるらしい。宇宙船のパイロットにならずとも宇宙っぽいところいけたのかぁ、、と思うと、営業終了が悔やまれます。

ついでに。コンコードの画像を調べていて面白い物を発見しました。

http://xjubier.free.fr/en/site_pages/solar_eclipses/TSE_19990811_pg02.html

1999年の皆既日食を追いかけたコンコード。その時の写真がアップされていました。
ちなみに日食の影の移動速度はマッハ2.3。太陽を追いかけて飛べる飛行機ってやっぱりすごい。 このサイトにはコンコードのコクピットの360度画像もあるのでぜひご覧あれ。


そんな世界最速を未だに誇る旅客機コンコード。しかしその内部は「最速」というイメージからは想像していなったレトロな空間でした。雑然としたコクピット、極端に狭い機内、横向きのコンソール、古い座席、デザイン。展示してあったコンコードがいつの時代のものだか確認していませんが、コンコード自体は1976年から運用開始されているので、当たり前といえばそうか。
そもそも今から40年も前にマッハ2で飛行できる飛行機が実用化された事に少なからずハッとします。テレビがまだ白黒の時代、ファミコンより性能の低いCPUで50年前に宇宙に行っていたことも含め、軍事産業の勢いとはすごいものです。もしその当時、ロケット分野ではなく、電子分野やインターネットなどの情報技術がメインに扱われていたら、今頃どんな世界になっていたんだろうか。

コクピットと客席の間にこんなコンソールがありました。


コンコードについて調べていたら、日本も独自の超音速旅客機を現在計画中?というニュースをみつけました。うそーんと思ったのですが本当らしい。コンコードは採算や騒音問題で継続できませんでしたが、超音速旅客機の研究自体は各国で今も続いているようです。日本もちゃんとJAXAが進めていました。2020から2025年の実用にむけて、現在新型エンジン開発中。らいし。
詳しくはここへ
http://www.jaxa.jp/article/special/aviation/index_j.html

実際の飛行機実験の映像もここにあります
http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/4325634.stm


話がだいぶそれましたが、帝国戦争博物館にあったコンコード、やにやしながらその細長く狭い機内を頭からお尻まで歩いて出てきました。楽しかった。自分が80歳ぐらいになってる頃には一般客も地球の丸さが見れるぐらいになっていてほしい。というかなれ。

# by luckjubilee | 2009-10-29 23:34 | 飛行機 

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